平成2年1月生まれの26歳。福島県西白河郡出身。高校卒業後は保育士を目指し、仙台市で専門学校を卒業。市が斡旋する子育て支援センターで保育士として勤務。

「子供が好きでやりがいがある仕事と思い始めました。お母さん一人ひとりに子育てのプログラムを作成したり、ギミック体操を1歳児と一緒にやっていました。」

仙台市は待機児童対策として保育園を支援するために多くの雇用をしてきたが、行政機関の規定変更等で働く環境状況が厳しくなり、23歳の時に自分の将来についてじっくり考えた末、転職を決意。

「子供の頃から車が好きで、元来の子供好きだったこともあり、もっと自分が活かせるような仕事を探して、アップルへ就職面接させていただきました。」

優しそうな笑顔と仕事への熱意を存分にアピールして見事面接をパス。アップルで働くをチャンスをもらったが、まず3か月間は試用期間だったので、この時期に車の知識を猛勉強した。

「車好きでも、多くの車名を知らないのでとにかく車の知識をつけました。新車情報だけでなく、大手中古車情報社のHPを見ながらどんな車が人気があるのか調べたり、店舗で車を販売するためのNET掲載方法、車の写真の載せ方やセールスポイントの書き方等を調べました。また車の査定技術を学ぶために、AIS検査員が店舗へ検査に来たときには、検査の仕方を教えていただきました。買取商談についても店舗の先輩たちが熱心にロープレをしてくれました。」

そんな努力が相まって、店舗で働き始めて1か月ほどで、念願の１台目の買取契約を達成。「とにかく一生懸命にお客様と話したことしか覚えていませんが、何より他社競合する中で、自分を選んでいただいたことが本当に嬉しかったです。」その後は順風満帆とはいかずとしても、持ち前の明るさとガッツで乗り切り、仕事を始めて半年くらいから、お客様の紹介数が増加。

「家族や友人からお客様のご紹介も嬉しいですが、来店いただいたお客様や出張査定先のお客様から紹介いただけることが本当に嬉しいです。」

お客様のご対応については、店長からのアドバイスに感謝しているという。

「店長がお客様と話すときは、８割ぐらいは車や価格以外の話。お客様の話をしっかり聞いて、駆け引きをしない正直な姿勢を忘れてはいけないし、アップルと出会って良かったと思ってもらえるようにすることが大事と教えていただきました。」

「幼い時から車が大好きでした。また好きな車のことをお客様といろいろ話ができることも楽しいです。それから、2年連続でオリコン顧客満足度ランキング 車買取部門総合１位をとったナンバーワンのブランドで誇りをもって仕事ができることです。」

「多くのお客様に愛されるような店長になること。それからアップルの全国大会（コンベンション）の表彰台の上にトップで表彰されたいです。そしていつかアップルのオーナーにもチャレンジしたいです！」中山氏の楽しそうに夢を語る満面の笑顔こそが、お客様を引き付ける魅力だと実感。

仕事を志事として楽しむ姿勢が存分に伝わってきました。

取材日：2016年2月