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天童バイパス店 佐藤 司店長
営業だけでない楽しさ
天童バイパス店佐藤 司店長
入社
アップルに入社する前は中古車雑誌の営業として中古車販売店に商品車掲載の営業をしていた。その取引先で会った現会社の専務から誘われたことがきっかけで平成7年12月に入社。「今まで営業職だったので、経験していた営業の力も発揮できるし、車買取という業態がまだまだ知られていないころだったので、面白そうだなと思い入社しました。車好きというのもありましたが、実際一般のお客様への営業はとても楽しかったですね」と振り返る。入社後、数店舗で営業を経験し、平成12年に現在の天童バイパス店に着任した。
20年続けられた
佐藤店長は入社して20年の超ベテランだが、アップルの仕事がいまでも非常に楽しくできているという。「当たり前ですがお客様は一人一人違いますし、車も、価格も違います。お客様と商談をさせていただくという事では同じ事のようですが、一件一件商談の内容は違いますので毎日新鮮に仕事に取り組むことが20年続けられた要因の一つです。」
営業だけでない楽しさ
営業職であれば数字はつきもので、営業マンとしては数字を残すことに喜びを感じるのは当たり前なことだが、「お客様が車を売却する目的は人それぞれです。もちろん車を売るという目的はあるのですが、車を売ったその先にお客様が何を求めているのかをお聞きし、一緒に考えることができます。それによってご提案できる内容も様々ですから商談していてもいろいろ話を聞くことができ、逆に自分自身の人生に役立つお話をお客様から聞けることも多いです。」と、お店とお客様という関係ではなく、人と人とのお話ができることで楽しく仕事ができているという。
こだわり
お店としてこだわっていることはいくつかあるがその中でもこだわっているのが加修。業者に外注することなく自分たちの手で徹底的に仕上げをしている。加修は商品価値を上げるために重要なことだが、自分たちの手で行うことにこだわっている。「査定時に車の状態を確認すると、加修したらどの程度のレベルまで車の価値を上げることができるかがわかるので、その分買取価格にも還元ができるし、それが他社との価格競争含め一つの差別化になると思っています。また、自分たちで行うことで必然的に加修の技術も日々向上していきます。ウチの店の車より綺麗な車は無いという気持ちで行ってます。」徹底的に加修するなどの言葉ではなく、世の中に自分たちの店より綺麗な車は無いという意識づけをすることで、1台1台気持ちを込めた加修ができている。
販売
店舗のある山形県は地域的に車が生活必需品であるため、販売も積極的に行っている。雪が多い地域がらお客様の希望される車のほとんどが4WD。市場では圧倒的に2WDの車より台数は少なく、状態が良いものは必然的に価格が高くなってしまう。そこで工夫していることは、「ダメージのある車もお客様に提案しています。ダメージの有無が重要なのではなく、どの程度のダメージなのかを見極め、それを的確にお伝えすることが重要です。店でこだわって加修をやっていることでダメージレベルを把握する力も付けられている。知識をもつことでお客様にご提案できる幅が広がっていると思います。こちらが勝手にこれはダメと判断するのではなく、お客様が希望するもの、譲れないもの聞きながらお客様に合う一台を提案していくことが大事だと思っています。最近は女性のお客様の方がこだわりが多いと感じています。女性の心を掴む勉強をもっとしていかないと」と最後は笑って語ってくれた。
今後は
「今までやってきたことを継続していくことが一番大切だと思っています。一人一人のお客様に天童バイパス店にきてよかったと思っていただけるように、今まで行っていることのレベルアップをしていきたいと思います。」20年のベテラン店長だからこそ言えること。それはまさに『継続は力なり』ということ。今後の益々の活躍に期待したい。
取材日:2015年12月
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