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岐大バイパス大垣店 小林 昭一店長
『私に任せていただいた方が、お客様は幸せ』という思いを大切に
岐大バイパス大垣店小林 昭一店長
アップルとの出会い
平成15年入社の小林さん。
前職は某カレーチェーン店に勤務。当初は同社で独立を考えいていた。同社での独立は夫婦で専業とすることが条件だったため、奥様に相談するが拒否されて、独立を断念した。
独立の道を絶たれた小林さんは、お客様と接することで自分を成長させることができる仕事として営業に魅力を感じており、住宅か車の営業職で仕事を探していた。就職情報誌を見て応募。40名の難関を潜り抜けて入社。
入社後は春日井中央店で3か月研修を経て、名草線岩倉店へ。その後一宮22号店では代行店長へ昇格し、岐阜21号店では店長。昨年3月オープンした岐大バイパス大垣店では開店より店長として店舗を引っ張っている。
思い出深いお客様
入社間もない頃に勤務していた名草線岩倉店で出会ったお客様より言われた一言。店舗で接客中、待っていたお客様は1組目の接客する小林さんの姿勢を見ていた。1組目が終わり、そのお客様を対応するや否や唐突に「君に任せるよ」と言われた。小林さんはとても驚いたが、とにかく査定を行い、お客様と話をした。店長不在だったこともあり、値段は確定していなかったが、翌日契約を取ることにして、お客様が車を置いてゆくとのことだったので、車を預かった。
ところが預かったお車(高額なベンツ)は、翌日出社した時に盗難にあってしまうというトラブルに。お客様、会長、社長、店長を含め会社には大変な迷惑をかけてしまうが、誠意を込めて対応し続けた。多少なりとも時間を要したが、お客様より真の信頼を得ることが出来たとのこと。この件で、最後にお客様と話をした際に言われた「小林さんの誰でも分け隔てなく仕事をする姿勢に私は納得して売却することにしたんですよ」という一言に思わず泣いてしまった。
後日談としては、その後、そのお客様からは何度もお車をご売却いただいた。自分の失敗については大いに反省をしたが、お客様から言われた『分け隔てなく、接客する』その一言を大切に、何かあった際は、自分の原点として立ち返ることにしている。
このエピソードを思い出す度に目頭が熱くなると、そう語る小林さんの瞳に輝くものが・・・。
仕事に対する思い
「お客様を不快にしないというのは当然のことですが、自分に売って良かったと思っていただくこと、更には自分に任せていただくことを大切に仕事をしています。また、前職では接客に際し、えこひいきになってしまうとのことで親身に接してはいけないというルールがありましたが、アップルでは親身になってお客様と接することができ何よりも喜びを感じてます」。
自分では人見知りという小林さん、ただおしゃべりは好きで、お客様から人生相談を受けたり、以前取引のあったお客様もよくお店に顔を出しに来ることもあるとか。人から慕われている姿勢が小林さんの仕事に対する姿勢や言葉から感じられた。
小林さんは、岐大バイパス大垣店の店長として、スタッフと一緒にお客様からのありがとうを大切に仕事に励んでいる。
取材日:2013年8月
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